髪のボリュームを気にしている私(女性・40代)が今回試してみたのが「円形脱毛用カツラシート・サークルヘアー」。
薄毛が気になるなら、ウイッグや育毛剤をその対策に利用するするのが一般的。特に最近では付ければ見た目がすぐに変わるウィッグを選ぶ選択する方が増えてきています。
しかし、市販のウイッグでは髪の分量が多いため、使い勝手の悪さに不便を感じている人も多いはずです。私も毛量が少なくて部分的に使えるウィッグは無いものか?と探しした結果、見つけたのが「円形脱毛用カツラシート」です。
※ サークルヘアーの詳細は、販売元である株式会社ライツフォルライツフォルの公式サイト(↑)でチェックすることができます。
ちなみに色はブラック、ブラウン、ライトブラウンから選ぶことができ、私はブラックを選択しました。
私のように少さいサイズで部分的な薄毛や円形脱毛症をカバーするウイッグをお探し中の方は、ぜひ参考にしてください。
私がカツラシート・サークルヘアーを選んだ理由
薄毛を深刻に悩んでいる人からしたら、「少ない分量のウイッグはないか?」という私の気持ちに対して、「少ししか薄毛になってないならカバーする必要なんてないでしょ!」と腹立たしい気持ちになる人もいるかもしれません。ただ、私も約6ヶ月前までは進行した薄毛にひどく悩んでいました。
「人に会いたくない」、「外出したくない」と思い悩んだ結果、大手ヘアサロンに行ったり、がっつりめのウイッグを購入したりと試行錯誤をした結果、発毛治療を専門とするクリニックで薄毛改善の治療をスタートしました※。
※ 私が通院しているのは東京ビューティークリニックという女性専門の薄毛治療クリニックです。最新の治療体験談は次の記事でチェックできますので、よろしければご覧ください。
【参考】東京ビューティクリニックでの薄毛治療レポート【6ヵ月経過】
その結果、薄毛の悩みは少しずつ改善に向かっています。そして、通常のウイッグでは過剰かな?という段階まで来たのです。そのため分量の少ない円形脱毛用カツラシートを使用してみたいと思いました。
サークルヘアーの円形脱毛用カツラシートが届きました
注文して2日ほどで届きました。コンパクトにまとめられています。
サイズ比較のためにライターを置いてみました。
好奇心で足に貼り付けてみます。人毛100%のせいか新種の生物のようにも見えます…。
円形脱毛に悩んでいる方の使い方【通常の使用方法】
■通常の使い方
1.装着したい部分が分かるように、髪の毛を止めておきます。
2.付属品である、透明の型取りシートで、脱毛部分の型を書き込みます。(毛の流れ方向と、表と記載します)
3.型取りシートを形に合わせて、はさみで切ります。
4.付属品である両面テープも、カットした型取りシートの大きさにカットします。
5.両面テープを剥がして、脱毛部位に装着します。(両面テープは医療用なので、肌が弱い人でも安心)
6.髪の長さは、スキばさみなどで調整しましょう。
円形脱毛の対処法として、またキズや火傷の跡に悩んでいる人にもおすすめ!色はブラック、ブラウン、ライトブラウンの3色から選べます。私が今回使用したのはブラックです。
薄毛で悩む私が使用してみた感想・口コミ
下記画像の赤丸部分に、そのままペタッと貼ってみます。
ただ、この貼り方だと付けていることがはっきりと分かってしまうので、これでは使えません。
私は後頭部のボリュームを足すために使用したかったので、後頭部の部分にそのまま付けてみました。通常の使い方とは違うので、想像していたより、かなり不自然な感じがします。
地肌だけじゃなく、髪部分も覆ってしまうからですね。考えが甘かったと痛感しましたが、せっかく購入したのに、このまま諦めるのも残念です。
使用方法を工夫したら使うことができました!
ただ、ここのまま諦めてしまうのは勿体ないので工夫をしました。
付けたのは下記画像の赤丸部分です。これなら近くから見ても、あまり不自然な感じがしません!
カツラシートは両面テープを地肌に貼って付けるようにできていますが、両面テープは使わずに装着部分に型取りシートを貼り(強くするため)髪にパッチンと留められるように髪留めを黒い糸で縫い付けました。
髪留めは100均で売られているウイッグに付いていたものを使用しています。そして、上に付けるのではなく、頭頂部の髪を持ちあげて下の部分にパチンと付け、持ち上げていた地毛を下して馴染ませます。
後頭部のけボリュームが少しアップしました。人毛を使用した医療用ウィッグなので、不自然さがなく個人的には大満足でした。
ウイッグはいろいろなタイプのがあるので選ぶ時は慎重にしよう
ネット上ではいろいろなタイプのウイッグが紹介されているので、興味を持っている人は、ついつい他の商品も気になってしまうかもしれません。
ウイッグには「部分タイプ」「オールタイプ」「帽子タイプ」「医療用ウイッグ」さらにに分け目が付いているかいないか、人工毛、人毛か、混合毛かなど選ぶ時に迷うポイントはいろいろあります。
例えば部分タイプだと、前髪だけだったり、おだんご頭のだんこの部分だけなど、全体をカバーするのではなく少しだけプラスするというスタイルです。
気軽にボリュームアップするメリットがありますが、どうしても地毛との差がはっきり出てくるので、バレたくない場合には考える必要があります。
オールタイプで分け目が付いていると、意外と気づかれないというメリットがあります。ただ一般的なウイッグは人工毛を使用している場合がほとんどで、どうしても人毛にはない、不自然なほどの光沢が出てしまいます。
また自分の髪全部をウイッグの中にしまうので、サイズがピッタリでないとズレたりなど不具合が生じる可能性もあります。それでも外せないメリットとしては、バリエーションが豊富なことと安価なものが多い点です。
誰にも知られたくないしバレたくないという、自然なウイッグを手にいれたいなら「医療用ウイッグ」がおすすめです。
医療用ウイッグと通常のウイッグの違い
小林麻央さんの闘病生活を紹介したテレビ番組で「医療用ウイッグ」という単語がでてきて「えっ、医療用のウイッグってあるの?」と驚きました。私は保険の対象になるというイメージで受け取ったためですが、現在のところ医療費対象となるウイッグは、日本にありません。
医療用ウイッグとは、付けていることを感じさせないためにいろいろな工夫を施した人毛で作られた高級なウイッグのことで、JIS規格に合格したものなどを指します。人毛なので自然に見えるのが最大のメリットですが、値段も高価になってしまうのが辛い点です。
ただ大手ヘアーサロン(アートネイチャーやアデランスなど)の技術の向上によって、人工毛に特別な加工をし、人毛に近い質感を作り出すこともできるようになってきました。
また、ウイッグを使用する人口が年々増え続けていることで、価格は数年前に比べ少しずつ下がっている傾向にあります。人毛のウイッグは高価という定説は、今後は少しずつ変わっていくかもしれませんね。
サークルヘアーの購入方法
サークルヘアーは販売元である株式会社ライツフォルの公式サイトから注文することができます。
公式サイトの『お悩み別』の欄(下記画像の赤枠)にカーソルを当てると、『円形脱毛』という項目が表示されるので、そこをクリックしましょう。
すると、関連商品の一覧が表示され、その中に今回私が購入した『円形脱毛用カツラシート・サークルヘアー』があります。
円形脱毛の症状なくても、薄毛が進行している箇所には便利に使える部分ウィッグですし、値段もそれほど高くありませんので、おすすめできるアイテムですよ。
※ こちら(↑)の株式会社ライツフォルの公式サイトで、サークルヘアーを注文することができます。
まとめ
半年前の私は、薄毛を隠すためにウイッグを付けることは、恥ずかしいという感覚が強かったですが、今はキレイになるために、ウイッグも良い選択しだと前向きに思えるようになれました。
今回は、本来の使い方から離れてしまいましたが、希望する分量のボリュームアップが出来て、私としては大満足の結果です。
購入した『円形脱毛用カツラシート・サークルヘアー』は今後も薄毛対策のアイテムの一つとして、活用していきます。