薄毛・抜け毛の悩みは何も男性だけのものではありません。
女性に社会進出が進むにつれて、ストレス・食生活の悪化・睡眠不足などが原因で、30代・40代の若い年齢で薄毛・抜け毛で悩む女性が増えています。
そして、そのように薄毛で悩む女性のニーズに答えるために、女性専門の頭髪治療クリニックも徐々に増えてきています。
2018年4月1日に大阪梅田に開院した『脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪』の女性専門のクリニックの1つです。
なお、脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪は19年で190万人もの治療実績を持つ頭髪治療専門ヘアメディカルグループのクリニックになります。
【参考】ヘアメディカルビューティーの口コミ@無料カウンセリングの感想
そして、今回はこちらのクリニックで顧問医師を務められる浜中聡子医師にお話をうかがうことができました。
2000年 北里大学医学部卒業
2006年 北里大学大学院医療系研究科臨床医科学群精神科学修了
2000年 北里大学東病院精神神経科
2001年 北里大学病院救命救急センター
2002年 亀田総合病院精神科
2006年 国際医療福祉大学熱海病院精神科・講師
2007年 AACクリニック銀座副院長就任
2009年 AACクリニック銀座院長就任
2017年 病院名をウィメンズヘルスクリニック東京に変更
その浜中先生に、脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪の薄毛治療の特徴、多くの患者さまに選ばれる理由、薄毛治療を受けるべきタイミング、日頃のヘアケアで気を付けるべきことなどを詳しく聴いてきました。
脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪での薄毛治療を考えている方や、今まさに薄毛・抜け毛で悩んでいる方には参考になる内容ですので、ぜひチェックしてみてください。
- 1 【目次】インタビュー項目まとめ
- 2 Q1.他の地域と比べて大阪の女性患者さまの特徴を教えてください
- 3 Q2.大阪には女性向けの薄毛治療クリニックは多くありますが、それらの中で多くの女性から貴院が選ばれている理由は?
- 4 Q3.クリニックでの治療内容を教えてください
- 5 Q4.クリニックで処方するサプリメントは市販のものと違うのでしょうか?
- 6 Q5.薄毛が気になっている女性はどのタイミングで治療を受けるべき?
- 7 Q6.ウィッグをつけている患者様は多いですか?
- 8 Q7.最近流行りのダイエット法に糖質制限がありますが、髪に与える影響はどうなのでしょうか?
- 9 Q8.自宅でできるヘアケアを教えてください
- 10 Q9.湯シャン※よりもシャンプーを使って洗った方が髪には良いのでしょうか?
- 11 【医療機関】発毛専門クリニックで無料相談するならこちら
【目次】インタビュー項目まとめ
今回のインタビューで浜中先生にお聴きした質問は以下で確認することが可能です。
各質問をクリックしていただくと、先生からの回答を確認できますので、全てを読む時間が無い方は気になる質問をチェックしてみてください。
Q1.他の地域と比べて大阪の女性患者さまの特徴を教えてください
他の地域の患者さまと比べて、治療内容と効果についてのハッキリした説明、実質的・現実的な話を求める患者さまが多いですね。
それから薄毛の症状や進行状況については、「オブラートにつつまず正直にズバズバ言ってください」と希望される方がかなり大勢います。これは地域性だと思いますね。
また、わからないことはご自身が納得いくまで質問してくださるので、こちらとしては診療がしやすいと感じています。
Q2.大阪には女性向けの薄毛治療クリニックは多くありますが、それらの中で多くの女性から貴院が選ばれている理由は?
まず知っておいて欲しいのが、薄毛治療を行っている大半のクリニックは美容外科だということです。
だから、個人の症状に合わせた内服薬・外用薬の細かい調整はできません。例えば『××××クリニック(名前は伏せさせていただきます)』、なんかお薬のセットが決まっていて、患者さまはそれを買い続けるしかないんですね。
一方、うち(ヘアメディカルグループ)は頭髪治療を専門からスタートしたクリニックですので、各自の薄毛・抜け毛の進行状況に合わせて、薬の有効成分を調節してオーダーメイド処方をすることができます。
そのため、患者さまが自分の状況に合った治療を受けられます。これがうちのクリニックが多くの方に選ばれている理由の1つだと考えています。
料金については他のクリニックと比較してどうなのでしょうか?
中には1年あたり治療費が何百万円もかかるクリニックもありますからね。
私自身、薄毛治療にローンは必要ないし、そこまでしてやるものではないと考えています。だから、うちのクリニックでは治療費はその都度払いですし、お薬代もひと月あたり10,000円-32,000円です。
患者さまが希望してもローンには対応されないのでしょうか?
それに効果の面で考えても、患者さまも状態を確認しながら、必要に応じてお薬の量は増減するべきです。ですから、私たちは毎回患者さまの診察を行い、状況に応じてお薬を処方させていただきます。
Q3.クリニックでの治療内容を教えてください
基本的には外用薬と内服薬を使った治療です。あとは補助的にサプリメントもお渡ししています。先ほどお伝えしたように、それらの有効成分の量は患者さまに合わせて微調整しています。
例えば、外用薬のミノキシジルについても濃度を2%単位で調節して処方しているので、患者さまも細かいニーズに沿った治療が可能です。
他にはPRP治療(Platelet Rich Plasmaの略)を受けられます。
PRP治療とはどんな治療なのでしょうか?
採取した血液から遠心分離を用いて血小板のみを高濃度に濃縮したものを抽出して、それを頭皮に直接する発毛治療法です。。
この血小板の中には多種類の成長因子が含まれており、それを頭皮に注入することで頭皮が厚くなり、毛根が活性化されるので髪が生えやすい状態になります。
なお、この治療法のメリットは使用するのがご自身の血液のため、感染やアレルギーの心配がないことです。
PRP治療を選択される患者さまは多いですか?
体質の都合でお薬の量を増やせない方や、お薬だけでは効果を感じにくい方が、お薬と併用してPRP療法を受けられていますよ。
Q4.クリニックで処方するサプリメントは市販のものと違うのでしょうか?
私たちは医療用濃度で処方ができますので、含まれる成分濃度が全く違います。
ドラッグストアや薬局の購入できる市販品のサプリにはわずかな成分しか含まれていません。あれだけ少ない量で、髪に変化を感じられるかと聞かれるとそれは難しいです。
うちのクリニックでは、医療用として患者さまに治療の効果を実感し、頭髪の変化を感じて頂くことを考えて処方しています。そのため、量はどうしても多くなってしまいますが。
また、お薬と違ってサプリメントなら妊娠中や授乳中の患者さまでも飲めるので、産後の抜け毛が気になる患者さまも活用することができます。
ちなみにどういう成分のサプリを処方されているのですか?
あとは、抗酸化力を上げて、亜鉛の吸収を上げるためのビタミンCなども処方しています。
今挙げた成分は髪に良いだけでしょうか?
ただ、あくまでも髪に良いことが前提であり、肌がきれいになったなどはあくまでもプラスアルファとお考えください。
Q5.薄毛が気になっている女性はどのタイミングで治療を受けるべき?
本人が気になったときですね。
例えば、自分で髪の束を作った時に「前はもっとしっぽを太く作れたのに?」とか、ヘアセットしてるとき「もっとここの髪の量多かった気がするのにな」など、自分自身でアレ?とはてながついたときに相談してください。
実際に自分自身で髪に違和感があったときに、クリニックに来られる方が圧倒的に多いです。
あとは第三者に指摘されたときもタイミングの1つです。例えば、美容院で指摘された、家族・友人に言われたなど。特に後頭部は自分で見ることができませんからね。
クリニックに来るのがおそくなると手遅れになることはありますか?
結局、落ち込んでしまった髪の状態を持ち上げるのは大変だけど、ほとんど薄くなっていなければ元の状態に戻るのも早くなります。それにその後の維持もしやすくなりますからね。
Q6.ウィッグをつけている患者様は多いですか?
実際に統計を取ってないので正確な数値はわかりませんが、私の感覚的には多いですね。
最近はウィッグの質も上がってきていますし、そのままお風呂や温泉にも入れますという商品も出ているので、使い勝手もよくなっているのだと思います。
クリニックでの治療中もウィッグをつけて良いのですか?
もちろん、診察時に頭皮の状態を診て問題があれば、もう少し頻度を下げた方が良いですねという提案はさせていただきます。
ちなみに増毛もしても良いでしょうか?
しかし、地毛が伸びてくると結び付けた人工毛がだんだんと重荷になって、毛根への大きな負担がかかることになるんですね。そのため、長期間することはおすすめできません。
例えば、結婚式の時だけとかならしょうがないと思うのですが、慢性的に繰り返し行うと、負担が蓄積されて大きくなるので切れ毛・抜け毛の原因になるので注意してください。
Q7.最近流行りのダイエット法に糖質制限がありますが、髪に与える影響はどうなのでしょうか?
髪に与える影響はそれほど無いと私は考えています。
ただ、多くの方が糖質ダイエットと言いながら、糖質以外の摂取量も減ってしまっているんです。結果として、たんぱく質の摂取量が不足する人が多くなります。
たんぱく質は髪の原料となる成分ですので、その摂取がおろそかになると髪には影響が出てしまいますね。
また、たんぱく質は髪のためだけでなく、肌ツヤや免疫力向上にも役立つので、しっかりと摂っていただきたいです。年配の方でも元気があって肌ツヤが良い方はしっかりとお肉を食べていることが多いですよ。
だから、例えば糖質制限をするなら、朝・昼は栄養のバランスはしっかりと考えた食事をして(タンパク質もきちんと摂る)、夜の分だけ炭水化物減らすようなやり方がおすすめです。
それと女性の場合には無理に糖質制限をしなくても良いから、まずは間食やめなさいというお話はよくします。
Q8.自宅でできるヘアケアを教えてください
とにかくきちんとシャンプーしてください。シャンプーはみなさんが考えている以上に大切です。
「正しくシャンプーして頭皮を洗う」「シャンプー後はきちんと乾かして頭皮環境を清潔に保つ」これらの2つは必ず実践しましょう。
どんなシャンプーを使えば良いのでしょうか?
私たちヘアメディカルグループがアンファーさまと共同開発している『スカルプD』だって、決して万人するシャンプーでは無いです。
【参考】スカルプDは薄毛・抜け毛の人におすすめできるシャンプーなの?
特に女の人の場合、使用感・香り・ボリュームの持ちなど、頭皮環境以外も大切になってきますからね。
さらに突っ込んだお話をすると、ヘアスタイルや髪の長さや、年齢によっても合うシャンプーも変わってきます。ですから、そこは臨機応変に合うのを選んで、変えていただければ大丈夫です。
合う・合わないというのは何をもって判断すれば良いのでしょう?
チェックするのは次の2点です。
- 頭皮に余分な皮脂が残っていないか
- 髪がキシキシしすぎてないか
洗い方で注意することはありますか?
指のお腹のところを使い、洗い残しないように襟足→耳の後ろ→後頭部→側頭部→頭頂部→前頭部と順に洗ってください。
あとは泡を残さずにしっかりと洗い流して、洗髪後はドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
Q9.湯シャン※よりもシャンプーを使って洗った方が髪には良いのでしょうか?
※ 湯シャンとはシャンプーを使わずにお湯だけで髪を洗うヘアケア方法のことです。
日本のような高温多湿の気候で、さらに日本人のように太い髪質の場合、お湯だけで余分な皮脂や角質を取り除いて、さらに髪を清潔に保つことは難しいです。
実はうちの患者さまの中にも湯シャンに失敗した方が月に何人か来られるのですが、大体の方は頭皮が汚い状況になっており、発毛・育毛に適した頭皮環境とは言えません。
シャンプーが嫌いなら毎日洗わなくても良いですが、せめて2日に1回は洗うようにしてください。湯シャンはやり過ぎです。
湯シャンで抜け毛が減ったと言う口コミを見かけるのですが、それには理由があるのでしょうか?
湯シャンではなく、自分に合ったシャンプーを使い頭皮環境を健やかに保つことを心掛けた方が、薄毛・抜け毛の改善には良いですよ。
浜中先生へのインタビューは以上となります。お忙しいところ時間を割いていただき、ありがとうございました。
浜中先生は専門的なことも、かみくだいて優しい口調でお話してくださるので、とてもよく理解することができました。
髪のことで深い悩みを持った患者さまも、浜中先生なら安心して相談ができると思います。患者さまが人気のある先生だというのも納得ですね。
【医療機関】発毛専門クリニックで無料相談するならこちら
浜中聡子先生が顧問医師を務められる『脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪』では、今なら無料カウンセリングを実施中です。
浜中先生がおっしゃっていたように、「自分で髪のことが気になった」ときが薄毛治療を始めるイミングですので、抜け毛・切れ毛・薄毛など髪のことで、お悩みの女性はまずは気軽に相談してみてください。相談だけなら1円もお金はかかりませんよ。
なお、脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪での無料カウンセリングは、次のヘアメディカルの公式サイトから申し込みが可能です。
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