いつまでも若く見られたいという願いは女性として当然の気持ちですよね。見た目年齢を決めるのは、体型だったり、肌のハリやツヤなどいろいろありますが、髪も欠かせない要素の一つです。
そこで今回は、ついつい無意識にやっているかもしれない頭皮に悪影響な行動について紹介します。正しいと思っていたことが実は…、ということがありますのでぜひチェックしてみてください。
悪影響な行動その1 爪を立てて頭皮をボリボリ掻いてない?
イライラした時や頭が痒い時、無意識に頭皮をボリボリ掻いてしまうことありますよね。痒く感じるのは、ふけなどの頭皮トラブルや乾燥が主な原因です。
気持ち良いのでついつい爪を立ててしまう気持ちはわかりますが、それでは健康な頭皮を傷つけてしまう可能性が高くなります。
頭皮に痒さを感じたら、クシでブラッシングするか、普段から保湿液などで乾燥を防ぐようにすることが必要です。髪専用の保湿液がなくても、皮膚に優しい成分の化粧水で代用することができます。
上記の対応で改善がみられない時や、痒みやフケの量が増すなど症状が悪化する場合には、一度病院での診察も検討してみましょう。
頭皮に保湿は必要ないと思っていませんでしたか?
「頭皮に化粧水?!そもそも頭皮って保湿が必要なの?」と思われた方も多いと思います。結論から言えば「保湿は必要です。」乾燥した皮膚は、砂漠地帯のようにカラカラな状態、頭皮も保湿することで肌の状態を健康に保つことができます。
顔は、保湿したり美容液を付けたり、パックしたりなど10代からさまざまなケアをしているので肌年齢が若い女性がどんどん増えています。でも頭皮はおろそかになっていませんか?
薄毛やパサつきなど、状態が悪くなって初めてケアをしてからでは、時間も費用も多くかかっるので、頭皮も顔と同じように10代から、保湿ケアをするようにしましょう。
悪影響な行動その2 洗浄力の強いシャンプーを選んでない?
「頭皮に皮脂が多いと、薄毛や頭皮トラブルに繋がる」という話を聞いたことがある人は多いと思います。そのため、ノンシリコンで洗浄力の強いシャンプーをついつい選ぶ人も多いのではないでしょうか?
肌は乾燥肌や敏感肌などタイプがあるので、自分の肌に合っているかを意識しながら選ぶのがおすすめです。特に乾燥肌は注意が必要。
実は、毎日もしくは2日に1回程度洗髪している人であれば、皮脂が過剰に出ていることはほとんどありません。(ただし整髪料やホコリや砂など髪がすごく汚れている場合は別)
前にも説明しましたが「頭皮も皮膚の一部」そのため、ある程度の皮脂は肌を守るために必要な成分です。油分を完全に取り除いてしまうと頭皮は守ってくれる成分がなくなるため、少しの刺激でも乾燥や痒み、赤み、ふけなどを促進するようになり悪循環を繰り返します。
そのためシャンプーを選ぶときは、化粧品を選ぶように、肌に優しい成分のものを選ぶことが大切です。
またシャンプーをする時に爪を立ててボリボリと洗ってしまう人がいますが、皮膚は濡れていると更にデリケートな状態になるのでこれも絶対NG。シャンプーの際には指のはらで優しく洗うようにしましょう。
悪影響な行動その3 帽子を被らないようにしてない?
「帽子をかぶると頭皮が蒸れてよくない」これも昔から言われていることですが、実はこれも間違い。
頭皮は髪に守られていますが、紫外線ダメージをとても受けやすい部分でもあります。特に年齢を重ねて髪のボリュームが少なくなると、頭皮がむき出しになってしまうので紫外線ダメージも増していきます。
紫外線からのダメージを避けることができ、乾燥も防いでくれるで、夏に限らず冬も帽子を活用しましょう。
ただし、帽子の中で蒸れた状態が続くと、菌が繁殖するので通気性の良い帽子を選ぶか、こまめに汗をふき取ることは忘れないようにしましょう。
悪影響な行動その4 首こり肩こりをほったらかしにしてない?
少しくらい首が重くても、肩こりを感じても仕方ないと諦めていませんか?実は首こリや肩こりは、頭皮状態を悪くする原因の一つです。
こりは血液不良が原因で起こるのですが、特に首や肩回りがこっていると、頭皮への血流も悪くなってしまうので、血液から運ばれるはずの栄養が十分に髪に届かなくなり、薄毛や髪のパサつきの原因になります。
温めることや肩を上下運動することで、こりは改善できるので面倒がらずに今日から早速スタートしてみましょう。首や肩を温める便利グッズもおすすめです。
悪影響な行動その5 ヘルシーな食べ物は身体に良いと思い込んでない?
こりは、ほぐしたり、温めたり、運動することで改善が期待できますが、食べ物にも目を向ける必要があります。特に体内に取り込む食物は、直に身体を冷やので、冷たい飲み物以外にも、身体を冷やす食物をとりすぎていないか改めて見直してみましょう。
■身体を冷やす食べ物
- トマト
- なす
- きゅうり
- キャベツ
- りんご
- すいか
- あさり
- 豆腐
- 白砂糖
「冷えは万病のもと」と言われるほどなので、ヘルシーだからと野菜を食べすぎるのも注意が必要です。また、カリウムが多い食材も要注意。
対策としては、生野菜のサラダではなく、温野菜にしたりスープにしたり、しょうがや唐辛子など身体を暖める食べ物と一緒に食べるなどの工夫をしましょう。
まとめ
無意識にやってしまう頭皮に悪影響なことはいかがだったでしょうか?私自身もそうなのですが、頭をボリボリかいたりなどは、テレビを見ている時など、気が付いたらけっこうやってしまいます。
今回紹介した5つのことは、まず意識することから始めてみてください。そして健康な頭皮をいつまでも保つために、改善策も実践してもらえたらと思います。