カラーリングやパーマは髪や頭皮を痛めてしまうという話、よく聞きますよね。
でもおしゃれを我慢してしまうとストレスになりますし、白髪をそのままにしてくのは、見た目も良くありません。最近ではダメージが少ないものも出てきていますので、今回は髪のダメージを抑えながら、おしゃれも楽しめる方法を紹介します。
髪にとってダメージが強いのは縮毛矯正とブリーチ
薬剤が強いということから、頭皮や髪へのダメージが一番強いのは「縮毛矯正」と「ブリーチ」です。次にヘアカラー(白髪染めを含む)、パーマ、ヘアマニュキュアです。
パーマのほうがヘアカラーよりダメージが少ないのはちょっと意外に感じたのは私だけでしょうか?ただ最近では、パーマやヘアマニュキュアも種類が多様化していて、ダメージの順番も商品によって差がでてきます。
カラーリングと各種パーマの主な特徴
<縮毛矯正>
薬品と熱による刺激で、縮れている毛を真っ直ぐな髪に固定します。刺激が強いため、髪の毛へのダメージは大きく、頻繁に繰り返すと細毛や抜け毛などの原因につながることもあります。
<パーマ>
髪の内部の結合を切り離して、毛を変化させて再び薬品で固定するのが基本の形です。熱処理をするデジタルパーマなど、今は基本をアレンジしたダメージの少ないパーマも増えています。
<ブリーチ>
髪の毛の色を作るメラニン色素を脱色させることで、髪色を明るくします。脱色には、過酸化水素も使われるので、根元からブリーチをした場合には、頭皮ダメージもかなり高くなります。
<ヘアカラー・白髪染め>
ヘアカラーは髪の毛の内部の色素を分解し、脱色して人工的な色素に変化させます。白髪染めもヘアカラーの仲間です。いろいろなメーカーから商品が販売されているので、薬剤の種類も多様になっていて、頭皮ダメージの差があります。
<ヘアマニュキュア>
髪の内部ではなく、髪の表面だけに色を付ける半永久的な毛染剤です。頭皮には直接付けないので頭皮負担が一番少ないです。
カラーリングは自分でするよりも美容室に行った方が良い
自宅でできる市販のカラーリング剤は、髪が染まりにくい人でも染まるように強い薬剤で作られているものが多くでています。一度傷んだ髪は、ケアをしないとどんどん傷みが進行してしまう可能性があります。
また自分で行うと塗る場所や量が均等にならないため、必要以上に付けすぎたり、皮膚に塗ったりと髪や頭皮トラブルを招いてしまうので、カラーリングはできるだけ美容室で行った方が良いです。
美容院室では新しく生えてきた根元の髪と、すでにカラーリングをしている髪には違った薬剤を使用します。カラーリング後は、弱酸性に戻す処理などもしてもらえるので、頭皮ダメージを抑えながらおしゃれを楽しむことができますよ。
白髪染めは黒色より明るめのブラウン色を選ぶ
ひと昔前だと、白髪染めは黒色のイメージでしたが、最近の白髪染めは普通のカラーリングと変わらない色もだせるようになってきました。そこで白髪が気になる女性には、明るめのブラウンをおすすめします。
ファッションやメイクに、30代、40代、50代の年齢差が無くなりつつある現代で、髪の色だけ真っ黒なのもファッション全体のバランスを崩す可能性がありますし、明るい髪色のほうが肌ばえも良くなり、また根元から白髪が伸びてきた時に黒色よりも目立ちにくいというメリットもあります。
傷んだ髪を修復するシャンプーに変えましょう
肌は紫外線を浴びすぎたり、乾燥したりしてるなぁとダメージを感じたら、パックなどの特別なケアをしますよね。髪にとってカラーリングやパーマは、普段とは違うダメージなので、やっぱりその後のケアが必要です。
その方法として有効なのは、髪パックをしたり、修復力が高いシャンプーに変えるなどの方法があります。
各種シャンプーとそれぞれの特徴
最近のシャンプーでよく聞くのは「ノンシリコンシャンプー」「スカルプケアシャンプー」「オイルシャンプー」「エイジングケアンシャンプー」「アミノ酸系シャンプー」などがあります。傷んだ髪を修復するには、何系のシャンプーが良いのでしょうか?
■ノンシリコンシャンプー
コーティング剤(表面がツルツルになる)が入っていないシャンプーのことで、洗い上がりがきしむこともあります。
■スカルプシャンプー
フケや痒み対策の成分が配合されたものや洗浄力を重視したタイプが多く、洗い上がりがさっぱりなのが特徴です。
■オイルシャンプー
オイル成分が配合されているため保湿効果が高く、ノンシリコンでもオイル効果で洗い上がりが滑らかなになります。
■エイジングケアシャンプー
髪にハリやコシを与えて、ボリュームアップ効果が期待できるシャンプーです。
■アミノ酸系シャンプー
洗浄成分にアミノ酸を加えたもので、髪や頭皮に優しいですが、洗浄力は少し弱めなのが特徴。
髪や頭皮の状態は、季節や年齢、体調によっても変化していきますので、変化に合わせてシャンプーは変えていくことが大切です。特にパーマやカラーリングで傷んだ髪には、ノンシリコンにオイルをプラスしたをプラスした保湿力に優れたものがおすすめ。
まとめ
カラーリングやパーマは、薬剤や熱を加えるのでどうしても髪への頭皮ダメージがあります。だけど髪や頭皮のダメージを恐れておしゃれを楽しめないのは、女性として残念ですよね。大切なことは頻度と正しいケア方法。
髪への負担を考えれば、月に何度も染めなおしたりすることはおすすめできません。またパーマやカラーリングの後にはケアができるシャンプーに変えるなどの対策を必ず取り入れていきましょう。
ちなみに私は現在、次の記事で紹介しているharu黒髪スカルプシャンプー(ハルシャンプー)を使っています。ノンシリコン&アミノ酸系のスカルプシャンプーで、頭皮や髪でお悩みの方にはおすすめのアイテムです。
haruシャンプーは全額返金保証もついている商品ですので、金銭的リスクがなく使えるもの大きなメリットですね。