東京ビューティクリニックで内服薬による治療をしていましたが、通院を始めたときの申し込んだ半年間のコースが終了するのでこれからの治療をどうするか悩んでいました。
そこでクリニックの先生に相談したところ、「ゆうこさんの髪の状態なら、今後も髪が増える可能性があります」という説明を受け、今後も継続して発毛治療に取り組むことを決めました。
今回は私が継続治療を決めた理由や7ヵ月目以降の治療法、今の髪の状態などについて紹介します。薄毛治療を検討中の方や興味がある人は参考にされてください。
※ 前月までの治療については、次の記事からご覧いただくことができます。
【参考】東京ビューティクリニックでの6ヶ月間の薄毛治療まとめ
薄毛治療を継続するか迷った理由
6ヵ月間の治療で効果は実感できたのですが、治療をスタートする時に6ヵ月後がゴールと勝手に決めていたので、「今この状態(半年間の治療を終えた段階)がピークだろう」と無意識に判断している自分がいました。
「今の状態がピークなら、このまま続けてもお金がもったいない…」今振り返るとそんな思い込みが頭の中をグルグルしていたんです。
ですが、クリニックの医師から「髪のヘアサイクル(髪が生まれてから抜けるまでの期間)は2年~6年です。半年間くらいじゃまだまだ変化の途中ですよ」と教えてもらいました。その意見を聞いて冷静になることができ、治療を続けようかと決意しました。
6ヵ月前の写真と比べて髪の変化を確認
上の写真は治療前の写真と6ヵ月が経った際にクリニックで撮影した写真をプリントアウトしてもらったものです。
自分自身でも髪が増えてきたことは実感していましたが、こうやって改めて確認すると「おおっ!こんなにも増えたのか!」とつい声が出てしまいます(笑)。
そして、私がもっとも効果を感じたのがおでこのM字の部分(下記の画像を参照)。急に産毛が増え始めた時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。
パソコンからプリントアウトした写真は画質が悪いので少し見ずらいですが、黒いファンデーションでも塗っているようにしっかりと発毛していることがわかります(下記画像の矢印の部分)。
もっと分かりやすいように、自分でも今の写真を撮ってみました。実際に増えているのが分かるでしょうか?産毛のように細かったのが今では太い毛になりつつあります。
実は、眉毛もまつ毛も濃く変化しました。これは、私の中でかなり嬉しい誤算です。おかげでメイクの時間はかなり短縮できています。
M字部分が増えたことで小顔効果があり、眉毛が濃くなったことでスッピンでも目の印象がはっきりしてきたからです。薄毛が改善されただけでも嬉しいのに「女子力?」もアップしたようでお得感があります。
担当してくれた方からは「後頭部の部分の量が増えたことがはっきり分かりますね」と説明を受けて、真正面からの姿ばかり意識していた私は、さらに驚きました(下記の画像)。
治療前の写真と比較すると、確かに地肌が露出していた部分が黒く変化しています。生え際、分け目、全体のボリュームのいずれの部分でも変化をしていることが実感できると、気持ちは継続治療へとぐーんと傾いてきました。
薬の服用を止めた後に起こる可能性のある変化
これまでの髪の変化を確認してから「7ヵ月目からの治療についてはどうしますか?」という流れになりました。その中で薬を止めると起こりうる可能性についての説明を受けました。そこで、教えてもらったのが以下の内容です。
■薬の使用をやめると起こる可能性のある変化
- 髪が治療前の状態に戻る
- 産毛として生えてきた髪が定着しなくなる
- これから発毛するかもしれない髪が生えてこない
個人差があるのでもちろん全ての人にあてはまる事はないのですが、今までの患者さん達に起こった変化ということでした。一時の間、薬の服用を止めて後に治療を再スタートさせる人も多いそうです。
また、産毛として生まれたばかりの毛がこれから定着していく時期でもあるので、この時点で毛量がピークだと思い込んでしまうのは、すごくもったいないということでした。
先生からいろいろな説明を受けて、私が最終的に決めた答えは「治療を継続していく」です。ただ費用のことを考えて内服薬は今の3種類から2種類へと減らしました。
もし、費用のことで少しでも不安があるのでしたら、恥ずかしがらずに私と同じように相談してください。料金面のことでも東京ビューティークリニックであれば、気軽に相談にのってくれますよ。
これまで私が服用していた3種類の薬
これまでに私が服用していたのは次の3種類のお薬です。
■これまでの治療で使用していた薬
- TABLETS A 主成分はミノキシジル
- TABLETS B 主成分はスピロノラクトン
- TABLETS C 主成分は亜鉛やビタミンなど
TABLETS Aの主成分ミノキシジル
ミノキシジルは、頭皮下の血行促進効果によって毛細血管から「毛乳頭」へ十分な栄養が運ばれるようになり、育毛を促進することができるお薬です。
大正製薬の「リアップ5プラス」や「リアップリジェンヌ」などのCMでも有名な発毛剤に使用されていますので、耳にしたことがある人もいるかもしれませんね。
TABLETS Bの主成分スピロノラクトン
スピロノラクトンは女性ホルモンの作用があり、抜け毛の原因となる「ジヒドロテストステロン(DHT)」というホルモンを抑える効果があります。
これにより、ヘアサイクルが改善され太く健康な髪を育てることができます。
なお、男性の薄毛治療の薬ではプロペシア(有効成分フィナステリド)が有名ですが、女性は副作用の影響が不安視されているため、このお薬を使用することはできません。
【参考】女性の薄毛にプロペシアは効果がない?副作用は?
TABLETS C 主成分は亜鉛やビタミン
TABLETS Cは髪に必要な栄養(亜鉛やビタミンなど)を補給するためのものです。
AとBに含まれるミノキシジルやスピロノラクトンなどの成分はクリニック(病院)でしか処方されませんが、Cに含まれる亜鉛やビタミンは食事を工夫するなどすれば、自分である程度は補えます。
そのため7ヵ月目からはAとB、2種類の薬で治療スタートということになりました。
価格は半年契約で1ヵ月分が約1万7,000円。以前は1ヵ月で約2万5,000円くらいだったので、大幅に節約することができました。
ただし、TABLETS Cで補っていた栄養は自分でとらなければいけないので、その点は注意しなくてはいけませんね。
まとめ
薄毛治療を始める前の写真を見るたびに、今の髪の状態に驚いてしまいます。
「全ての髪は一度にまとめて生えずに、2軍、3軍の髪が数ヶ月おきに生えてくるので、最低でも半年は薬を服用しましょう」という治療開始時に受けた説明が今はとてもしっくりきます。
1ヵ月目は初期脱毛、2ヵ月目は多毛症と最初の頃は、慌ただしく変わっていく髪の変化に不安定な気分になりましたが、その時に治療を止めなくて良かったなぁと痛感します。一度薄毛治療を開始したのなら、半年以上は続けなくてはもったいないですね。
これからも引き続き治療経過を報告したいと思いますので、またこのブログに遊びにきてください。