42歳の女の私がこれまでに取り組んできた薄毛対策@頭皮マッサージや使用した育毛剤のこと

これまで取り組んできた薄毛対策

今年42歳になるゆうこと申します。現在は夫と子供2人との4人暮らしです。化粧品販売員の仕事を続けて8年目、気が付けば職場でも年長組になってしまいました。20代の女の子たちに負けじと日々美容と戦っていることが趣味兼楽しみになっています。

そんな私ですが、この歳になるまで自分の髪のことで悩んだことは一度もありませんでした。先日子供と一緒に撮った卒業式の写真を見て「えっ、私の髪薄くない!?」と自分の姿にびっくり。百貨店で化粧品販売員という表に立つ仕事をしていることもあり「見た目は重要!」と慌てて薄毛改善に取り組み始めました。

とは言っても薄毛対策って、サプリメント、ウイッグ、育毛剤、食事や生活習慣の改善、クリニックでの育毛治療といろいろな方法があふれていて、どれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。

そこでこちらのサイトでは、自宅でできる簡単な薄毛対策方法から、プロ(サロンやクリニック)の力を借りる方法までを詳しくはご紹介します。いずれも私が実践したものや、体験したものばかりですので、薄毛が気になるけど何をしていいかよく分からないと悩んでいる女性にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

一般的な薄毛対策と改善法とは

考える女性

■自毛を活かす薄毛対策

  • 育毛剤
  • サプリメント
  • 生活習慣や食事の改善
  • クリニックでの育毛治療(内服薬、育毛メソセラピー、自毛植毛など)

■人工毛を活かす方法

  • ウイッグ・かつら
  • 人工毛植毛
  • 増毛
最近ではCMやネットでも女性向けの育毛剤や対策方法がよく紹介されていますが、大きく分けると自毛を再生させる育毛と、薄毛を目立たなくするウィッグや増毛に分けることができます。薄毛に悩み始めると「自毛を再生させるか人工毛に頼るか」まずはこの分岐点に立つことになります。

でも、いきなり増毛やウィッグに助けを求めるのは、抵抗感があるという人も多いのではないでしょうか?

実際、私が最初に考えたのも「自宅でできる方法で、自分でどうにかならないかな」ということです。そこで、まずは薄毛の原因を改善することから始めてみようと思いました。

薄毛を改善するためにまずは原因を探る

薄毛の原因をチェック

■薄毛の原因となるもの

  • シャンプーのし過ぎ
  • 毛穴の皮脂づまり
  • 冷え性
  • 頭皮が硬い
  • 頭皮ダメージ(紫外線、パーマ、カラーリングなど)
  • 代謝が悪い
  • 肥満
  • 栄養バランス
  • 髪が濡れた状態で寝る
  • ダイエット
  • 女性ホルモン(エストロゲンの)減少
  • ホルモンバランスの乱れ
  • たばこ
  • 睡眠不足
  • 出産
  • 産後の授乳
男性の薄毛の原因は男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)の増加であることがほとんどのなのですが、女性の薄毛の原因は上記のようにさまざまとなります。。

そして、それらの女性の薄毛の原因として特に多いのが女性ホルモンの減少、パーマやカラーリングからの頭皮ダメージ、ダイエットによる栄養不足、冷え性からくる血液循環の悪さ(血行不良)です。

さらに細かく追及すると「濡れた髪の状態で寝る」「シャンプーのし過ぎ」「油っこい食べ物や塩分の取り過ぎ」なども原因になります。

上記であげた薄毛の原因に思い当たるものがある場合、対策できるもは取り除くようにしてください。

ちなみに、私自身思い当たったのは「頭皮が硬い」、「冷え性」、「脂性」、「髪を乾かさずに寝る」、「女性ホルモンの減少」でした。

髪の毛は濡れた状態だと、弱くなるので寝返りを打つときに髪と枕の摩擦によって切れたり、抜けたり、キューティクルが剥がれたりします。また、頭皮自体の体温も下げてしまい血流も悪くなるので薄毛の原因になってしまいます。面倒でも髪の毛はドライヤーで乾かして寝ることが大切です。

自分の頭皮が硬くなっていないかチェックする方法

頭皮のチェック

頭皮の硬さを改善するには、頭皮マッサージがおすすめです。その前に、まずは頭皮を触ってみて自分の頭皮の状態をチェックしてみましょう。

■頭皮状態チェックのポイント

  • 硬さをチェック(皮膚の下に直ぐに骨を感じるようなら硬い証拠)
  • 乾燥していないか
  • フケやかゆみがないか
  • 油っぽくないか
もし、上記のポイントにあてはまるようなら、直ぐにでも頭皮改善が必要です。油っぽさを感じるようであれば、洗いが足りない可能性がありますし、フケやかゆみを感じる場合はシャンプーが肌に合っていない、洗いすぎて乾燥している、すすぎ残しの考えられます。

頭皮の硬さは、弾力があり指に吸い付くような柔らかい感覚の状態がベストです。触ってみて直ぐに硬い骨を感じるようであれば頭皮マッサージなどで改善していきましょう。

頭皮ケアで誤解しやすいのは「刺激を与えれば良いだろう」と頭を叩くことです。これは、毛母細胞や皮膚組織を傷つける可能性があるので、絶対にやってはいけません!

頭皮の血液循環を良くするには優しく揉むか、弱い刺激を与える方法がおすすめです。

ちなみに私が実践したのは、美容家の佐伯チズさんが紹介している「歯ブラシを使って頭皮を刺激する方法」。

歯ブラシマッサージの方法

このマッサージ方法はすごく簡単で、歯ブラシで頭皮を磨きながら刺激していくだけです。おすすめはお風呂で行うこと。血流が良くなっていますので効果も倍増しますし、適度に潤っていれば頭皮を傷つける心配もありません。

歯を磨く時より弱い力で頭皮全体を少しずつ優しく磨いていくイメージでやってみてください。ただし、赤くなっていたり、できものがあるなど頭皮コンディションに問題がある時は避けます。使い古しの歯ブラシで大丈夫と紹介されていましたが、衛生面が気になる人は新しい歯ブラシ(柔らかめ)をおろして使用しましょう。

男性の育毛剤と女性の育毛剤には違いがあるのか?

女性用育毛剤と男性用育毛剤との違い

育毛に目覚めてから気付いたのは、既に旦那がいろいろと試していたということです。スーパーで普通に売られている医薬部外品のもの(サクセス育毛トニック、スカルプP・XLなど 。1,000円前後)から、薬剤師さんがいないと買えないタイプの医薬品(リアップX5。7,500円程度)まで私の周りにはたくさんありました。

それらの製品から女性でも使えるものを選び、私も使ってみることに(リアップX5は有効成分ミノキシジルの濃度5%と高く、肌には刺激が強いので、女性への使用は推奨されていませんので、こちらは使わなかったです)。

1週間、2週間、1か月と経ちましたが、正直あまり効果は感じられません…。そもそも男性と女性では育毛剤に違いはあるのでしょうか?

男性の薄毛は女性と比べると遺伝子的な要素が強く、また男性ホルモン(上述したDHT)によるところが大きいと言われていて、育毛剤には髪の栄養となる成分や血管拡張成分、男性ホルモンを抑制する効果のある成分などが配合されているのが一般的です。

それに比べて女性の育毛剤は、頭皮の代謝を良くする成分、消炎成分、血管拡張成分など血液循環を良くするところにポイントを置いている商品が多く出ています。女性が男性の外用育毛剤を使うことについては、一部の製品(リアップX5のような男性専用のもの)以外は特に問題がありません。

ただし、薄毛の原因とマッチしていなければ効果はあまり期待できないかもしれないです。実際、私は旦那が使っている育毛剤では、あまり効果を感じられませんでしたので。

まとめ

髪の毛が薄くなってきていると気づいた時はショックでしたが、薄毛改善策を探っていると、女性は男性よりも改善できる可能性が高いことを知り希望がわいてきました。女性にとって髪型は毎日のモチベーションを上げるための大切な要素です。

簡単に諦めきれるものではありませんので、いろいろな改善策を試してみながら良い方法を探してみたいと思います。これからの経過も報告していきたいと思いますので、私と同じように薄毛に悩む女性は参考にしてくださいね。

今後もこちらのサイトでは、私(ゆうこ)の薄毛改善の体験談を紹介していきますので、少しでもそれらの内容が参考になれば幸いです。

2016.7.19 追記

現在は東京ビューティークリニックという女性の薄毛(FAGA)治療の専門クリニックで、薄毛を改善するための治療を受けています。
詳しくは次の記事をご覧ください。

【参考記事】私が薄毛治療に東京ビューティークリニックを選んだ理由