ウイッグは夏につけて蒸れない?気になる汗と臭いの対策方法

ウィッグの暑さ対策

ウイッグを付けている女性が年々増えていますが、その中で「蒸れ」や「匂い」に対する不安や不満を持っている人は多いようです。

実は私もその中の一人。これから、長く活用したいと思っているからこそ良い解決策を知りたいですよね。

私とウイッグの出会い

(↓ ウイッグを付ける前の写真)

ウィッグを付ける前

(↓ ウイッグを付けた後の写真)

ウィッグを付けた後

私が初めてウイッグを購入したのは10ヵ月くらい前のこと。気になりだした薄毛をどうにか隠したいと、インターネットでフルタイプのウイッグを購入しました。届いてみたら、女子高生に似合いそうな明るい茶髪にカールが強くかかったウイッグ。

あれっ?と注文履歴を見直してみると、カラーを間違えて注文してしまったことに気づきました。

仕方ないのでとりあえず付けてみようとしたら、これが意外と難しい…頭のサイズが合っていないためなのか、上手く装着すること自体ができない。誰にも相談できなくて、結局処分という残念な結果に…。

その後すぐに、近所のドラッグストアで「小林製薬のヘアラ」を見つけて、フルウイッグより簡単に装着できそうだなと購入。値段は4,800円ほどとお手頃で、装着もケア方法も簡単なので使い続けるようになりました。

最近はウイッグを使用する目的が変化

小林製薬のウィッグ

■ウィッグの使用目的の変化

  • 最初の目的は薄毛を隠すため
  • 最近の目的は白髪染めの回数を減らすため
当初は薄毛を隠すことだけを考えて使用していましたが、しばらくしてから「東京ビューティクリニック福岡院」で薄毛治療を決心し、治療の効果で少しずつ髪のボリュームが改善されたので、もう薄毛を隠す目的でのウィッグは必要ありません。

【参考】東京ビューティクリニックでの6ヶ月間の薄毛治療まとめ
私の薄毛治療の記録はこちら(↑)からチェックできます。

ただ、白髪を頻繁に染めると髪や頭皮ダメージにつながると知ったので、白髪を染める回数を減らすために、今もウィッグは付けています。ウイッグって本当に便利です。

ウイッグの中が蒸れが気になる

暑い

最近の悩みは、季節の変化によって気温が少しずつ上がっていること。ウイッグを付けていると、どうしても「蒸れ」を感じること。

福岡は4月半ばだというのに、今日の最高気温は26℃。アスファルトの上で計ってみると…31℃にもなっていました。もう夏と変わりません(泣)

そこでインターネットで対策方法はないかと探してみました。ウイッグのネットに吸収性の高い素材のものを付けて、汗の吸収を良くして蒸れを防ごう!というものや、冷感スプレーや保冷剤を使ってウイッグ内部の温度を低くしよう!というものなどがありました。

理屈としては分かるのですが、どれが本当に良い方法なのでしょう?

5つのウィッグ蒸れ対策方法を全部試してみた

ウィッグの暑さ対策

ネットの記事を読んでいるだけでは解決しないので、実際に自分で実験してみようと思います。

条件は同じにするために、5つ対策ともに「屋外で1時間、31℃の炎天下にさらされる」という形でやってみました。

実験1.ガーゼをネットの下に付けてみる

ウィッグ

私のウイッグのネット部分は6cmくらいと小さめです。ガーゼをネットのサイズにカットして、白い部分が表にでないように縫い付けるのがちょっと面倒です。

ウイッグを装着した外観に違和感はありません。自宅前の公園で30分くらい散歩したら汗がでてきました、これから蒸れてきそうです…。

実験2.汗とりパットをネットの下につけてみる

ウィッグ

汗とりパットは裏に両面テープが付いているので、楽に取り付けることができました。

実験3.黒い肌着をネットの下につけてみる

肌着はもともと、吸収性の良い素材が多いのでこれは期待大です。

本当はこれもガーゼと同じように縫い付ける予定でしたが、面倒になってきたのでネットの形にカットして両面テープで張り付けました。

実験4.保冷剤をネットの下にあててみる

外の気温はそうこうしているうちに23℃…西日に変わってきました。

気温

うちの保冷剤は、6cmほどの小さいものが無く。またウイッグの下に入れたらウイッグが浮いてしまったので、これは外にでる前に断念です。フルウイッグじゃないと多分ダメだと思います。

また少し頭の上に乗せているだけで、保冷材が溶けてきて頭の上が湿った感じになって気持ちが悪い…。この方法はおすすめできません。

実験5.冷感スプレーを活用する

ウイッグのネット部分に冷感スプレーをすると一瞬だけ涼しくなったのですが…10秒くらいでしょうか?すぐに体温が戻ってきます。もっと強力な冷感スプレーなら良いかもしれません。

またガーゼなどの生地にスプレーしてウイッグを装着した方が長く冷感を感じていられましたが、これも5分程度でした。

【結論】5つの方法は正直どれもイマイチだった!

正直インターネットで紹介されている方法は…どれも「う~ん?」と首をかしげたくなる結果ばかりでした。結論としては、どの対策もイマイチです。

まだ4月半ばでの実験なので、7月や8月を想像すると厳しいなぁと感じます。何か別のグッドなアイデアがないかと真剣に考えたのですが…残念ながら浮かびません。

そんな時に思い出したのは、薄毛に一番悩んでいた時に行った「ウイッグの無料お試し」。オーダーメイドウイッグの説明の中で、蒸れ対策についても詳しく話してもらっていたのです。

気になる最新のオーダーメイドウイッグ事情

私が使用しているウイッグは市販で作られている物なので、どうしてもオーダーメイドの物とは品質が違ってきます。長く長く使い続けていくという人なら、金額は高くなりますが、オーダーメイドウイッグを検討するという方法もあります。

特に最新のものなら、ウイッグ内部の群れを防止するため専用の素材(エリスリトール)で作るように、指定することもできます。

またフルウイッグでも、ネット自体に清涼感や高い吸収性を持たせたりと、各メーカーによっていろいろなバージョンが選択できます。

また部分ウイッグなら髪の毛量を少なくし、自分の髪をすき間から引き出すタイプの種類もあるので、ほとんど蒸れを気にせずに付けていられるのです。

これらは、私がレディースアデランスのオーダーメイドウイッグの無料お試し体験で実際に聞いてきた情報なので間違いありません。

オーダーメイドウィッグが気になる方は、実際に私が体験したときの下記レポートもチェックしてみてください。

【参考】レディースアデランス・オーダーメイドウイッグの口コミ

ウイッグの匂い対策

蒸れと同じように気になるのは「匂い」ですよね。ウイッグも通常の髪と同じようにシャンプーができますので、数回使用したらシャンプーやリンスをするようにしましょう。

匂い対策にもなりますし、ウイッグのキューティクルを長持ちさせるのにも有効です。

私の場合は香りが強めのシャンプーやリンスを使って、ウイッグから良い匂いをだすようにしています。これだと少しくらい汗をかいても、髪が揺れるたびに良い香りがするので汗の匂いをごまかすことができますよ。

まとめ

ウイッグの蒸れが気になったので解決策を調べてみたのですが、素人ができる範囲ではちょっと難しいかもと感じました。ガーゼを付けてみたりいろいろ試したせいで、ウイッグがちょっとくたびれてしまったからです。

いろいろと手をかけることで、ウイッグにダメージを与えてしま可能性があります。

暑い季節は帽子などを活用して無理にウイッグを付けないという方法や、最初から蒸れ対策ができているオーダーメイドウイッグを検討してみるのが最も良い方法でしょう。