頭皮のダメージの原因を知っておこう!女性の薄毛対策

分け目

「薄毛が気になるけど原因がよく分からない。」という人は日常生活の中で髪のダメージになることを知らず知らずのうちに繰り返している可能性があります。

「ストレス」「食生活」「出産」など、薄毛の原因としてよく耳にしますが、今回は「髪型」や「クセ」など、より身近な原因についてご紹介します。小さなダメージも毎日となれば、髪に影響を与えることを知っておきましょう。

ストレス・出産・食生活など髪へのダメージ原因は本当にこれだけ?

悩む女性

薄毛のダメージとして有名なのは「ストレス」「出産」「パーマやカラー」「食生活(ダイエットも含む)」「たばこ」などですが、不規則な職場で働き、喫煙する女性でも髪がフサフサな人はいます。パーマやカラー、ダイエットを繰り返すモデルさん達も薄毛の人は少数派です。

かと思えば、まだ出産を経験していない20代の女性にも薄毛の人はいます。「じゃあ、髪がフサフサな人達はストレスをちっとも感じないのだろう!」という強引な結論を出しそうになりますが、現代でストレスを感じずに生活できる人は、そういるものではありません。

「あれっ?巷で言われている髪へのダメージ原因って本当は嘘なの?!」

いえいえそんなことはもちろんありません。実際にホルモンバランスが崩れると、薄毛に繋がるという研究結果がでています。心配事やストレスが多いと生理が遅れたり、止まったりなどを経験したことがある女性も多いのではないでしょうか?

このように、ホルモンバランスが女性の体調に大きく影響することは明らかです。そして「たばこ」「出産」「食生活」などがホルモンバランスに影響を与えることは証明されていますので、今まで言われている髪のダメージ原因になることは間違いではありません。

ただ、同じような行動をとっていても薄毛の影響が個人によって差が出るなら、更に細かな原因についても見ていく必要があるということです。

薄毛になるという噂の行動4つを検証

1.ポニーテールは薄毛の原因になる?

ポニーテール

「ポニーテールは髪が薄くなる」という噂がありますが、これはポニーテールだから悪いということではありません。同じ部分の髪を強く引っ張り続けることが頭皮や髪にダメージを与えるということです。

ポニーテールでも緩めに結んでいれば、あまり負荷が強めにかかることはないので、そんなに心配はいりません。またポニーテールに限らず、編み込みや二つ結びなどでも、強く引っ張り続ければ同じような影響が出ますので、髪を結ぶ時は緩めに結ぶことを意識しましょう。

ちなみに、長時間髪を引っ張ることで薄毛になることは「牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)」と呼ばれ、多くの人に出ている症状です。また分け目もずっと同じだと、その部分から薄くなると言われています。これは紫外線など外からの刺激が一点に集中するためだと考えられています。

2.髪をクルクル指で巻くクセにも要注意!

髪をくるくるする女性

女性が長い髪を触ったり、クルクル巻いてみたりする動作は、はたから見れば可愛らしくも見えますが、この動作もクセになっている人は要注意です。なぜなら毎日決まった箇所の毛ばかりを触ると強い刺激になる可能性があるからです。

無意識にやっているクセは、他の動作に置き換えることが可能と言われていますので、髪を触るクセがないか、自分で自分を一度意識してみましょう。

3.白髪を抜くと毛根が死ぬって本当?

白髪が嫌でついつい抜いてしまう人もいるかもしれませんが、白髪も通常の髪と同じサイクル(毛周期)で生えかわっているので、無理にそれを引っこ抜いてしまうと、毛穴まわりの毛細血管に負担を与えたり、頭皮が炎症をおこして赤くなったりとトラブルに繋がる可能性があります。

私達の毛は、表面に出ている部分を毛幹(もうかん)と呼び、皮膚から下の部分を毛根(もうこん)と呼びます。なんだか植物のようですが、この毛根部分の一番下には、音符のような丸いふっくらとした形の毛乳頭があって、毛乳頭はその下の毛母細胞から必要な栄養素を吸収して、髪として成長することができるんですね。

白髪は色素成分が薄くはなっていますが、通常の髪とあまり違いはありません。そのため何度も抜くと毛乳頭や毛母細胞に影響を与えて、髪が生えて来なくなることがあります。

白髪に限らず、枝毛なども気になったら抜いてしまう人がいますが、髪は自分のサイクルで抜ける仕組みになっているので、無理に抜くのは絶対に止めておきましょう。痛んだ髪が気になる時は、カットで対応するのがおすすめです。

4.髪を根本からいきなりとくと、薄毛の原因になる?!

髪をとく時は「上から下へ向けて勢いよくとく」という女性も多いのではないでしょうか?髪は下にいくほど痛んでいて絡まっています。いきなり上からクシを入れると絡まった下部分の毛に引っかかり、髪が必要以上に抜けることがあります。

これも毎日続けていれば、髪を自分の手で引っこ抜いていることと同じになってしまいます。髪をとく時には、下の絡まった毛を先にほぐしてから、上から下へゆっくりクシを入れるようにしましょう。

【参考】育毛シャンプーの効果半減!?やってはいけない頭皮ケア

まとめ

日常生活の行動の中にも髪へのダメージ原因になるものは隠れています。特に「クセ」として身についている場合には、直すのも一苦労です。

一般的な薄毛対策を行っていても効果がほとんど表れない場合には、今回紹介したような、日常の小さな行動の中に原因が隠れていないか意識してみてください。

なお、自分の髪の状態が気になるという方は、一度FAGAクリニック(女性専門の薄毛治療クリニック)で、カウンセリングを受けてみてはどうでしょう?

たとえば、東京ビューティークリニックなどの病院ではマイクロスコープを使った髪と頭皮の状態のチェックを無料で行ってくれますよ。

【参考】東京ビューティクリニックの口コミ@無料カウンセリングを受けた感想

こちら(↑)の記事で私が東京ビューティークリニックでカウンセリングを受けたときの体験談をチェックできます。