「薄毛って遺伝子が原因なの?」という長年の疑問を解決するために、薄毛のリスクが高いかどうかが分かるAR遺伝子について、女性の私が検査しました。
【参考】AGAドックレディの口コミ@女性用のAGA遺伝子検査キットで薄毛のリスクを調べてみた
※ 私が使用したAGA遺伝子検査キットは女性用の製品です。
検査結果を待つこと3週間、結果が返ってきたので今回はその結果について紹介します。将来薄毛になる可能性が高い危険な症状についてのチェック項目も載せましたので、気になる方はぜひ参考にしてください。
- 1 気になる遺伝子の検査結果を確認
- 1.1 AR遺伝子と抜け毛の関係性 男女ともに薄毛になったり、ハゲたりするのは、毛根の中に血液を通って男性ホルモン(テストステロン)が入ってきて、酵素の影響をうけて「ジヒドロテストステロン(通称DHT)」という物質に変身するためです。 このジヒドロテストステロンが、毛を作り出す細胞を弱らせるので抜け毛が進行します。 薄毛にならないためには、男性ホルモンが毛根内に入り込まなければ良いのですが、人間の構造上そうもいきません。 ただ男性ホルモンが毛根内に入りやすい人と、そうでない人はいます。それが分かるのが、AR遺伝子配列の中の「CAG」の繰り返し(リピート)の回数です。 遺伝子配列の「CAGの繰り返し回数」が少ないほど、毛根の中に男性ホルモンが入りやすい体質ということになります。 私の「19」という数字は少ない方になるので(少ない方が薄毛になりやすい)、今回の結果から、薄毛になるリスクが遺伝子レベルで少し高めだということが分かりました。 今回の結果から、私が薄毛になったのは、遺伝子による影響は少なくありません。ただ、遺伝子が原因ならどうしようも無いと悲観する必要はありません。 今は薄毛治療がとても進化していて、私のように遺伝子が原因の薄毛であろうと、治療することができるのです。 そして、私自身も現在発毛専門のクリニックで治療を受けており、その効果を実感できています。 【参考】東京ビューティクリニックでの6ヶ月間の薄毛治療まとめ そんな私が思うことは「遺伝子検査の結果が悪くても、暗くなる必要はない!」ということです。 とは言っても「将来薄毛になったらどうしよう…」と今から不安を感じている女性も多いようなので、下記に「こんな症状が表れたら危険サインかも?」という例をあげてみました。 今、ご自身の抜け毛・薄毛が気になる女性は、ぜひそちらをチェックしてみてください。薄毛は放置すれば手遅れになり、治療できなくなる可能性もなるので、早めの対策は大切ですよ。 こんな症状が表れたら危険サインかも? チェック項目5つ 「今は大丈夫だけど…」と不安を感じている女性も多いと思います。 今回行った女性のAGAの検査結果も一つの指標になりますが、他にも頭皮の症状によって将来脱毛症になる可能性が高いか判断をすることができます。 1.頭皮が脂っぽい
- 1.2 2.頭皮の色が赤っぽい
- 1.3 3.抜けた毛が細い・短い
- 1.4 4.フケが多くなったら要注意
- 1.5 5.痛みや痒みがあると要注意
- 2 まとめ
気になる遺伝子の検査結果を確認
郵送して3週間後くらいで検査結果が返ってきました。「そうだった、そうだった。」と思い出し、ドキドキしながら検査結果を開けてみます。
検査結果の書類には「この検査では、アンドロゲンレセプター(AR)遺伝子におけるCAGリピート数により、女性のAGAリスクを判定します。」と書かれていました。
「なんのこっちゃ?」と思いましたが、結果報告を見てみると、大きく「平均19」という数字が書かれていて「リスク高」に近い「リスク中」の区分に入っていたのです。
この結果って、リスクが高いのかな?少ないのかな?とよく分かりません。そこで補足事項に書かれている詳細な説明をさらに読み進めていきます。